仙台港へ 新造船「きたかみ」が就航!
更新日:2021年7月6日
1月24日(木曜日)、仙台塩釜港仙台港区フェリーふ頭へ、太平洋フェリーの新造船「きたかみ」が初寄港し、歓迎セレモニーや関係者の内覧会が開催されました。
新造船「きたかみ」は平成29年9月から三菱重工業株式会社下関造船所で建造され、平成31年1月20日に太平洋フェリーへ引き渡されました。24日の仙台港入港の際には、タグボート2隻から歓迎放水も実施され、新造船の就航を祝いました。
宮城県主催の歓迎セレモニーでは、村井知事が「『きたかみ』の就航により、宮城県を訪れる旅行者が増加し、宮城県のみならず東北全体の賑わいが創出される」と新造船への期待を述べられました。その後、村井知事から川尻船長へ初入港記念盾、佐藤せんだい・杜の都親善大使から阿部機関長へ花束の贈呈が行われました。
「きたかみ」概要
全長:192.5m
全幅:27m
総トン 数:13,694GT
最大速力:24.55ノット
旅 客 定 員:535名
トラック積載数:166台
乗用車積載数:146台
エレベーター:2基
個室数:189室
紹介動画URL:http://www.taiheiyo-ferry.co.jp/kitakami_new/news/20190121.html
新造船「きたかみ」は“スペーストラベル”をデザインコンセプトに設計されており、プロジェクションマッピングの上映や宇宙船を思わせる内装など仮想空間を演出する工夫が随所に見られます。
旅客定員は先代の「きたかみ」に比べて701名から535名と減少していますが、プライバシーに配慮した客室は3倍に拡大され、使いやすさも向上されています。また、近年のドライバー不足問題への対応からドライバー専用の客室も個室に切り換えられています。
その他にも船内のバリアフリー化、ペットと一緒に宿泊可能な「ウィズペット客室」、キッズエリアの設置など幅広いニーズに対応しています。
客室
快適に寛げる客室タイプが用意されています。
バリアフリー対応で車椅子でも利用可能です。
パブリックスペース
航海を楽しく演出します!