北港地区
更新日:2024年2月5日
概要
本港地区の取扱貨物量の急激な増加に伴う施設能力の限界から、その抜本的解決を計るため、広大な工業団地を確保できる高砂・宮海地区へ新たに掘込式の港湾を建設し、その背後に臨海工業地帯を造成する計画が具体化し、昭和41年3月の港湾審議会第26回計画部会で決定されました。
昭和45年8月から建設に着手し、昭和49年11月、古湊ふ頭3号岸壁が完成、同年北港が開港しました。
現在、北港地区にある酒田臨海工業団地には、廃プラ、廃自動車などのリサイクル企業が立地しており、また同地区では、平成16年1月、日本初となる着床式の洋上風力発電施設が稼動するなど、循環型社会の形成の一翼を担っています。
また平成29年4月に、古湊ふ頭岸壁の大型クルーズ船対応施設が完成し、毎年外航クルーズ船の寄港が増加し、地域の観光・にぎわいづくりに貢献しています。
主な係留施設
名称 | 水深 | 延長 | 構造形式 | バース 数 |
対象船型 | 主要取扱品目等 |
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古湊ふ頭第1号岸壁 | 13メートル | 270メートル | 鋼矢板 | 1 | 50,000D/W | セメント、金属くず クルーズ船着岸 |
古湊ふ頭第2号岸壁 | 10メートル | 185メートル | 鋼矢板 | 1 | 15,000D/W | |
古湊ふ頭第3号岸壁 | 10メートル | 185メートル | 鋼矢板 | 1 | 15,000D/W | |
古湊けい船杭 | 10メートル | 1基 | 鋼杭 | 1 | 15,000D/W | |
宮海ふ頭第2号岸壁 | 10メートル | 170メートル | 鋼管矢板 | 1 | 10,000D/W | 石材、金属くず 石灰石 バーク、肥料 |
宮海ふ頭第3号岸壁 | 7.5メートル | 130メートル | 鋼矢板 | 1 | 5,000D/W | |
宮海ふ頭第4号岸壁 | 7.5メートル | 130メートル | 鋼矢板 | 1 | 5,000D/W | |
宮海ふ頭第5号岸壁 | 7.5メートル | 130メートル | 鋼矢板 | 1 | 5,000D/W | |
酒田共同火力石炭岸壁 | 13メートル | 270メートル | 鋼矢板 | 1 | 50,000D/W | 石炭 |
酒田共同火力専用岸壁 | 10メートル | 160メートル | 鋼矢板 | 1 | 15,000D/W | 鉱産品 |
酒田共同火力石油桟橋 | 7.5メートル | 324メートル | 鋼杭 | 2 | 5,000D/W | |
青南商事専用岸壁 | 7.5メートル | 186.2メートル | 鋼矢板 | 1 | 5,000D/W | 鉄スクラップ |
北港地区の紹介
古湊ふ頭
ふ頭前面の水深は13メートルから10メートル、全長640メートルの岸壁。
【取扱貨物】セメント、金属くず、バイオマス燃料、木材、クルーズ船着岸
酒田共同火力専用岸壁
ふ頭前面の水深は13メートルから7.5メートル、延長160メートルから324メートルの岸壁。
【取扱貨物】石炭、鉱産品
宮海ふ頭
ふ頭前面の水深は7.5m、全長580mの岸壁。【取扱貨物】石材、金属くず
北防波堤・第二北防波堤
ケーソンというコンクリートの箱を並べて作られている防波堤には、外海の波をさえぎり港内を穏やかにする役割があります。
現在、港内の静穏度向上を図るために、全長2,000メートルの北防波堤の改良工事および全長1,560メートル(令和5年度末現在1,460メートル完了)の第二北防波堤の延伸工事を実施しています。
あかりん館(現在休館中)
電気を知るためのエネルギー情報ランド「あかりん館」は、酒田共同火力発電株式会社の敷地内にあります。
ここでは、いろんなゲームや映像を通して、発電の仕組みや電気の不思議などを遊びながら楽しく学ぶことができます。
また、構内にある緑地を一般に広く提供していることから、憩いの場としても利用できます。
写真提供:酒田共同火力発電株式会社
住所 | 酒田市宮海字南浜1-19 |
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電話 | 0234-34-2321 |
休館日 | 年末年始(12月29日から1月3日) |
開館時間 | 午前10時から午後4時 |
入館料 | 無料 |