福島県の港湾と空港
更新日:2024年3月7日
相馬港【重要港湾】
-
石炭荷役状況
相馬港は、福島県の太平洋沿岸北部にある相馬市及び新地町に位置し、昭和56年(1981年)4月、全国初のエネルギー港湾の指定を受け、相馬地域総合開発事業と併せて整備が進められている。
背後には相馬共同火力発電株式会社新地発電所や平成30年(2018年)3月に石油資源開発株式会社が操業を開始したLNG基地が立地し、エネルギー供給拠点として機能している。
耐震強化岸壁として整備された3号ふ頭地区岸壁(-12m)は、令和4年(2022年)3月に発生した福島県沖地震においても岸壁機能に影響がなく、物流拠点としての安定的な機能確保に加え防災拠点として役割を果たした。
令和元年(2019年)に5号ふ頭先端緑地の「新地町海釣り公園」が「釣り文化振興モデル港」に指定された。
小名浜港【重要港湾】
-
石炭荷役状況
小名浜港は、福島県の太平洋沿岸南部にあるいわき市に位置し、南東北地域の物流拠点として発展してきた。平成23年(2011年)5月には東日本で唯一の「国際バルク戦略港湾」(石炭)に選定され、平成25年(2013年)12月には全国初となる「特定貨物輸入拠点港湾」に指定された。貨物量の多くを周辺に立地する火力発電所の燃料となる石炭が占めるほか、近年ではバイオマス発電所の燃料となる木材チップの取扱も増えている。石炭を取り扱う新たな拠点として、東港地区に公共岸壁としては国内最大級となる水深18mの岸壁が整備され、令和4年(2022年)6月に全面的に供用が開始した。
福島県有数の観光スポットである「いわき・ら・ら・ミュウ」や「アクアマリンふくしま」が位置する1・2・3号ふ頭地区及び剣浜地区が「みなとオアシス」として登録されており、観光と産業振興の両輪での更なる利用拡大が期待されている。
また、脱炭素に配慮した港湾機能の高度化等を通じた「カーボンニュートラルポート」の形成に向け港湾管理者である福島県が主体となって令和6年3月の「小名浜港港湾脱炭素化推進計画」策定に向け検討を進めている。
もっと詳しく
江名港
- 地方港湾
- 港湾管理者:福島県
- 所在市町村:いわき市
もっと詳しく
中之作港
- 地方港湾
- 港湾管理者:福島県
- 所在市町村:いわき市
もっと詳しく
久之浜港【避難港】
- 地方港湾
- 港湾管理者:福島県
- 所在市町村:いわき市
もっと詳しく
翁島港
- 地方港湾
- 港湾管理者:福島県
- 所在市町村:猪苗代町
もっと詳しく
湖南港
- 地方港湾
- 港湾管理者:福島県
- 所在市町村:郡山市
もっと詳しく
管内の空港施設
名称 | 設置・管理者 | 種別 | 滑走路長(メートル)×滑走路幅(メートル) | 供用開始時期 | 所在市町村 |
---|---|---|---|---|---|
福島空港 | 福島県 | 地方管理空港 | 2,500×60 | 平成10年12月3日 | 福島県須賀川市 福島県石川郡玉川村 |
もっと詳しく
- 福島県(外部サイトにリンクします)
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。