全国初 秋田港における秋田港海洋再生可能エネルギー発電設備等取扱埠頭賃貸借契約締結について
更新日:2021年4月9日
このたび、全国に先駆けて、「国土交通省東北地方整備局」及び秋田港の港湾管理者である「秋田県」と賃借人となる「秋田洋上風力発電株式会社」との間において、秋田港における海洋再生可能エネルギー発電設備等取扱埠頭に係る賃貸借契約を締結しました。 |
秋田港海洋再生可能エネルギー発電設備等取扱埠頭賃貸借契約書(概要)
港湾法第2条の4第1項に規定する海洋再生可能エネルギー発電設備等の設置及び維持管理を目的として、同法第55条の2第1項に定める許可事業者に対し、同条に基づく海洋再生可能エネルギー発電設備等取扱埠頭を構成する行政財産の貸付けを行うもの
賃貸人 契約担当官国土交通省東北地方整備局副局長 多田 智
賃貸人 秋田港港湾管理者秋田県代表者秋田県知事 佐竹 敬久
賃借人 秋田洋上風力発電株式会社代表取締役社長 岡垣 啓司
1. 貸付物件の位置・施設
- 秋田港飯島地区岸壁(-11m)、延長190m、面積1.8㏊
2.基地港機能及び賃貸借契約(制度)趣旨
- 公共岸壁において重厚長大な資機材(風車部材)を輸送するだけでなく、組み立て作業も行える、充分な広さと耐荷重を備えた機能であること
- 風車の建設、メンテナンス、撤去等に長期・安定的利用が可能となること
- 参入時期の異なる複数の発電事業者の合理的な利用が可能となること
3.契約の期間 - 契約締結日(令和3年4月9日)から令和28年12月1日
風車建設期間
令和3年4月9日から令和5年12月31日
風車撤去・解体期間
令和24年12月1日から令和28年12月1日
4.賃借人の主な責務 - 貸付物件を常に良好な状態に維持すること
- 異常時の報告
- 使用後の原状回復
左から、岡垣 啓司 秋田洋上風力発電株式会社代表取締役社長、
佐竹 敬久 秋田県知事 、多田 智 国土交通省東北地方整備局副局長