工事記録館 大船渡港
更新日:2020年9月18日
東日本大震災により被災を受けましたが、野々田地区岸壁(-13メートル、-7.5メートル)、永浜地区岸壁(-1メートル)の復旧を平成26年度中に完了させました。
岸壁の復旧は、岸壁の利用に合わせ調整をし、供用しながら行うこととなりました。
また平成25年9月からは国際フィーダーコンテナ定期航路が開設しております。
湾口防波堤は全延長736メートル(北堤244メートル、南堤291メートル、開口部201メートル)が被災しましたが、平成29年3月19日に復旧工事が完了しました。
永浜地区岸壁(-13メートル)
岸壁前面の一部はらみだし、地盤沈下の被害がありましたが、平成26年1月に復旧を完了しました。
野々田地区岸壁(-13メートル,-7.5メートル)
荷さばき地で最大30メートルの段差沈下がありましたが、平成25年9月に復旧を完了しました。
湾口防波堤
湾口防波堤の復旧は平成23年から復旧事業が始まりました。
湾口防波堤の復旧では計23函のケーソンを製作し、全ての据付が完了しました。(平成29年3月現在)
陸上で製作したケーソンは国内最大の吊り能力(4100トン)を持つ起重機船で吊り上げて、海上へ進水しました。
開口部には、船の航行に影響がない水深(天端水深-16メートル)に潜堤(せんてい)として逆T型ブロックを設置しました。
作業ヤードの不足に伴い、逆T型ブロックは釜石で製作しました。
震災から6年、全てのケーソン据付が完了し、灯台も復旧しました。
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