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工事記録館 久慈港

更新日:2022年3月1日

東日本大震災によって久慈港の港湾施設では岸壁の他、当時、整備中であった湾口防波堤も一部が損壊しました。

湾口防波堤は平成3年から整備を実施しており、ケーソン製作用のFD(フローティングドッグ)や、仮置ケーソン等も被災しました。

詳しくは関連ファイルの「久慈港の復旧経過」をご覧ください。

  • 津波で被災し傾いたフローティングドック 
  • 津波で漂流物がぶつかって破損した仮置きケーソン

(ケーソン:フランス語で四角い箱。ここでは鉄筋コンクリート製の防波堤本体となる構造物。)

久慈港湾口防波堤

湾口防波堤は全長3,800メートル「南堤1,100メートル、北堤2,700メートル」が計画されており、被災時は延長920メートル(南堤545メートル、北堤375メートル)が整備済みでした。

そのうち北堤の一部が被災しましたが、平成25年8月に復旧完了しました。

  • 被災して流出してしまった防波堤
  • 津波の威力により傾いた仮置ケーソン
  • セルラーブロック(930t)製作状況
  • 消波ブロック製作状況

災害復旧完了した湾口防波堤(北堤)

災害復旧完了した湾口防波堤(北堤)

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